raspberrypiでLチカ(オンボード)
大崎です。
今回はLチカです。
本当はブレッドボード使ってLチカやりたかったんですけど、
諸事情でオンボードLEDでLチカをします。
用意するもの
raspberrypi
以上。
事前知識
raspberrypiには「PWR LED」と「ACT LED」の2つのオンボードLEDがついています。
PWR LEDは電源表示で、起動しているときは常に点灯しています。
ACT LEDはSDカードへのデータアクセス時に点滅します。
今回はACT LEDを使って簡単にLチカを行います。
実践
まずはデフォルトの状態を確認します。
pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $ cat /sys/class/leds/led0/trigger none kbd-scrolllock kbd-numlock kbd-capslock kbd-kanalock kbd-shiftlock kbd-altgrlock kbd-ctrllock kbd-altlock kbd-shiftllock kbd-shiftrlock kbd-ctrlllock kbd-ctrlrlock [mmc0] timer oneshot heartbeat backlight gpio cpu0 cpu1 cpu2 cpu3 default-on input rfkill0 phy0rx phy0tx phy0assoc phy0radio pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $
デフォルトは「mmc0」です。
※因みに、PWR LEDのデフォルトはこちら
pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $ cat /sys/class/leds/led1/trigger none kbd-scrolllock kbd-numlock kbd-capslock kbd-kanalock kbd-shiftlock kbd-altgrlock kbd-ctrllock kbd-altlock kbd-shiftllock kbd-shiftrlock kbd-ctrlllock kbd-ctrlrlock mmc0 timer oneshot heartbeat backlight gpio cpu0 cpu1 cpu2 cpu3 default-on [input] rfkill0 phy0rx phy0tx phy0assoc phy0radio pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $
デフォルトは「input」です。
設定値をheartbeatに変更します。
pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $ sudo sh -c "echo heartbeat > /sys/class/leds/led0/trigger" pi@raspberrypi:/sys/class/leds/led0 $
これで疑似的にLチカができました。(無理やり)
因みに「none」にすると消灯になります。
時間があればブレッドボードでLチカをやりたいですね。。。
raspberrypiのOSインストール・初期設定
お久しぶりです。大崎です。
今回はraspberrypiにOSをインストールして初期設定を行っていきます。
使用モデル:raspberrypi2 model B
インストールOS:Raspbian Jessie with PIXEL
OSのダウンロード
公式ページからインストールしたいOSを選択します。
今回はRaspbianをダウンロードします。
ダウンロードページにある「NOOBS」と「RASPBIAN」ですが、
NOOBS:複数のOSがパッケージされているインストーラ
RASPBIAN:DebianをベースとしたRaspberry Pi用のOS
と認識していただければ。
RASPBIANのLITE版もありますが、こちらはデスクトップ関連のパッケージが入っていません。
GUI操作なんてしないぜ!って人はこちらでもいいかもです。
ダウンロードにしばらく時間がかかるのでその間にインストールするための準備をします。
microSDのフィーマット
OSを書き込むmicroSDのフォーマットを行います。
使用したソフトは「SD Formatter」です。
※このときフォーマットするドライブを間違えないでください。
microSDのサイズにもよりますが、少し時間がかかります。
OSのインストール
OSのダウンロードとmicroSDのフォーマットが完了したら、
OSのインストールを行います。
まず、ダウンロードしたzipファイルを解凍します。
解凍してできたフォルダ配下にimgファイルがありますので、
こちらをmicroSDに書き込みます。
使用したソフトは「Win32 Disk Imager」です。
image fileにダウンロードしたimgファイル、DeviceにmicroSDのドライブ名を選択します。
Readボタンをクリックしてしばらく待ちます。
これでOSのインストールは完了です。
Raspberry Pi本体にmicroSDをセットし、HDMIケーブルでモニタ接続します。
マウス・キーボードも接続して、電源ケーブルを接続します。
(画像ではマウス・キーボード接続はしてません。ゴチャゴチャして見栄えがわるかったので...)
なお、Raspberry Piには電源ボタンがなく、電源ケーブルを接続した時点で電源が入ります。
画像のように緑のLEDが点滅していればOKです。
初期設定
必要最小限の設定を行います。
SSH設定と無線LAN設定もあると便利なので一緒に設定します。
今回設定する項目はこちら。
ターミナルから以下のコマンドを実行します。
$ sudo raspi-config
すると、以下の画面に切り替わります。
パスワード変更
「1 Change User Password」を選択します。
パスワードの入力を求められるので、入力します。
「Password changed successfully」と表示されれば変更完了です。
日本語化設定
「4 Localisation Options」を選択します。
「I1 Change Locale」を選択します。
ja_JP.EUC-JP EUC-JP
ja_JP.UTF-8 UTF-8
をスペースキーを押して選択します。
SSH設定
「5 Interfacing Options」を選択します。
Would you like the SSH server to be enabled?
と聞かれるので、yesを選択します。
横矢印キーでFinishを選択して終了します。
Wi-Fi設定(IP固定)
ファイルを直接編集します。
念のため編集前のファイルはバックアップを取っておいてください。
Wi-Fi設定
以下を実行。
$ sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'
SSIDとPASSPHRASEには自身のルータの情報を入力してください。
実行後、ファイルを確認すると以下のようになっています。
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev update_config=1 country=GB network={ ssid="SSID" #psk="PASSPHRASE" psk="*****************" }
#psk="PASSPHRASE" の部分は生パスワードが記載されているので削除してください。
Raspberry Piっておいしいの?
はじめまして。大崎です。
ブログを書く機会がありましたので、Raspberry Piについて書いていこうかなと思ってます。
Raspberry Pi とは?
そもそもRaspberry Piとはなんぞやと。
端的に説明すると名刺サイズのコンピュータです。
お値段も5000円程度と手を出しやすい価格です。
モデルは複数あり用途で選ぶとよいかもしれません。
現在販売しているモデルと主な仕様です。
Raspberry Pi 1 Model A+ | Raspberry Pi 1 Model B+ | Raspberry Pi 2 Model B | Raspberry Pi 3 Model B | Raspberry Pi Zero | |
値段 | $20 | $25 | $35 | $35 | $5 |
CPU | シングルコア700MHz | シングルコア700MHz | クアッドコア900MHz | クアッドコア1.2GHz | シングルコア1GHz |
メモリ | 256MB | 512MB | 1GB | 1GB | 512MB |
USB2.0ポート | 1 | 4 | 4 | 4 | 1(microUSB) |
ネットワーク | N/A | 10/100 Mbps イーサネット | 10/100 Mbps イーサネット | 10/100 Mbps イーサネット,IEEE 802.11 b/g/n 2.4 GHz | N/A |
おすすめは?
私はRaspberry Pi 2 Model Bを買いました。特に理由はなかったのですが、評判やオススメなど他サイトさんを参考にしました。
が、買った数週間後にRaspberry Pi 3 Model Bが発売されて涙目。
大きな違いとして、Raspberry Pi 3 Model Bは無線LANとBluetoothに対応している点です。
Raspberry Pi 2 Model Bで無線LAN接続しようと思うと、ドングルを接続しなければならないのでUSBポートが1つ埋まってしまいます。
また、今のところ使う予定は無いのですがBluetoothに対応しているのでいざという時にも安心。
Raspberry Pi Shop by KSY (個人向け・RS正規販売代理店)
https://raspberry-pi.ksyic.com/
アールエスコンポーネンツ株式会社 (法人向け)
http://jp.rs-online.com/web/